この度、AI演算チップ業界に大きなニュースが飛び込んできました!中国のAIチップ設計企業である燧原科技(上海燧原科技股份有限公司)が、A株上場の指導プロセスを正式に開始しました。中国証券監督管理委員会(CSRC)の最新の発表によると、燧原科技は8月23日に中金公司と上場指導契約を締結し、A株IPOプロセスを正式に開始しました。
資料によると、燧原科技は2018年に設立され、人工知能分野のクラウド演算製品の研究開発に特化しています。同社の製品は、AIアクセラレータカード、インテリジェントコンピューティングクラスタ、関連ソフトウェアおよびプラットフォームを網羅しています。創業者の趙立東氏と張亞林氏は、いずれも深い技術的バックグラウンドを持っています。趙立東氏は清華大学卒業後、シリコンバレーの半導体業界で20年以上勤務し、張亞林氏はAMDで11年間勤務し、豊富なエンジニアリング経験を積んでいます。
設立から1年後には、燧原科技は第一世代のAIトレーニングチップ「邃思1.0」を発表し、現在は第二世代の「邃思2.0」に進化し、複数のAI推論チップを開発しています。
設立以来、燧原科技はわずか6年で10回の資金調達を完了し、総調達額は70億元近くに達しています。胡潤研究院が発表した「2024年グローバルユニコーンランキング」によると、燧原科技の評価額は160億元に達し、世界第482位にランクインしています。
現在、テンセント、国家集成回路産業投資基金、および複数の国有資本機関が燧原科技の株主であり、その中でテンセントは最大の株主であり、持株比率は約20.49%です。
燧原科技の未来は大きな期待を集めています。創業者の持株比率は同額で、それぞれ10.83%を保有し、合計で32.51%の議決権を掌握しています。現在、単独の株主が30%を超える株式を保有していません。
要点:
🌟 燧原科技がA株上場の指導を開始し、IPOプロセスの開始を示しています。
💡 同社はAI演算チップの研究開発に特化しており、複数のトレーニングチップと推論チップを既に発表しています。
🚀 燧原科技はわずか6年で10回の資金調達を完了し、総額は70億元に近づき、評価額は160億元に達しています。