先日、LGはIFA2024テクノロジーショーを目前に控え、初の専用スマートホームハブ「ThinQ ON」を発表しました。この新しいデバイスは、今年初めにCESで初公開され、いよいよ皆さんにお披露目となります。ThinQ ONは、コンパクトな円形の白いハブで、スマートスピーカー機能も備え、LGのAI音声アシスタントが内蔵されています。

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ThinQ ONは、高度な人工知能技術を採用しており、Matter、Thread、Wi-Fiなどの接続方式を通じて、LGの家電製品やその他のスマートホームデバイスを制御できます。つまり、ユーザーはLGのThinQスマートホームプラットフォームを通じて、自宅のデバイスの使用状況を監視し、個々の習慣に合わせて調整できます。LGのAIアシスタントは、自然言語を理解するだけでなく、文脈を解析し、ユーザーの好みを学習することで、よりスマートなホームライフを実現します。

このスマートホームハブの最大の特徴は、Matter認証を受けていることです。LGによると、ThinQ ONは複数のネットワーク接続方式に対応しており、ますます多くのLGデバイスや他社製のスマートホームデバイスとの互換性があります。これにより、ThinQ ONは様々なスマートデバイスと連携し、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。

Matterは、様々なスマートデバイスに統一された通信言語を提供することを目的とした、新しいスマートホーム相互運用性標準です。Matterにより、ユーザーはクラウドサービスに依存することなく、自宅でローカル通信を実現できます。これにより、セキュリティとプライバシーが向上するだけでなく、デバイスの設定プロセスも簡素化されます。Matterの開発者には、Apple、Amazon、Google、Samsungなどの有名企業が含まれ、照明、サーモスタット、スマートロック、ロボット掃除機など、30種類以上のデバイスタイプを既にサポートしています。

LGが今回発表したThinQ ONは、スマートホーム分野における重要な進歩でもあります。LGは、このハブを通じて、自社製品の統合だけでなく、他社製のスマートホーム製品との接続も実現し、より完全なスマートホームエコシステムを構築することを目指しています。

ただし、現時点ではThinQ ONの価格と発売時期は発表されていません。LGはIFAショーで詳細な情報を提供すると述べています。その際には、この新製品の機能とデザインを直接体験することもできます。

要点:

🌐 ThinQ ONは、LGが発表した初の専用スマートホームハブで、AI音声アシスタント機能を備えています。

📡 このデバイスはMatter、Thread、Wi-Fi接続に対応し、様々なスマートデバイスとの互換性があります。

🛠️ LGはThinQ ONを通じて、より強力なスマートホームエコシステムを構築することを目指しています。