百度(バイドゥ)社は本日、2024年第3四半期の決算報告を発表しました。9月30日を期末とする3ヶ月間の総売上高は336億人民元で、前年同期比3%減となりました。純利益は、百度に帰属する純利益が76億人民元、米国通用会計基準に準拠しない純利益は59億人民元でした。

セグメント別では、百度のコアビジネスの売上高は265億人民元で、前年同期とほぼ横ばいでした。オンラインマーケティング事業の売上高は188億人民元で、前年同期比4%減となりました。一方、オンラインマーケティング以外の事業の売上高は12%増の77億人民元となりました。注目すべきは、愛奇藝(アイチィーイー)の売上高が72億人民元で、前年同期比10%減となったことです。

百度

スマートクラウド事業分野においても、百度は数々の成果を上げています。2024年11月現在、百度の飛槳(フェイチャン)と文心(ウェンシン)エコシステムには、1億1810万人の開発者が参加しています。文心シリーズモデルの1日の平均APIコール数は11月に15億回に達し、8月の6億回から大幅に増加しました。

第3四半期には、文心シリーズモデルの適用範囲を広げるため、2つの新しい軽量モデルであるSpeed ProとLite Proも発表されました。