注目を集める中国の人型ロボットメーカー、Unitree Robotics(宇樹科技)の収益状況が初めて公開されました。3月26日、Unitree Roboticsの初期投資家であるSevenUp Capitalの創設者、趙楠氏が、2020年以降、同社の財務諸表が毎年黒字を維持していると明らかにしました。この情報は、Unitree Robotics関係者からも確認されています。
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Unitree Roboticsは2016年の設立以来、急速に成長を遂げ、9回の資金調達を完了しています。直近では2024年9月、数億元規模のCラウンド資金調達を完了しました。このラウンドは、北京ロボット産業投資基金など複数の機関が共同でリード投資を行い、美団龍珠、中関村科学城、琥珀資本、上海科創基金、紅杉中国、中信証券、祥峰投資中国基金など著名な機関も投資に参加しました。
人型ロボットの開発と商業化がまだ初期段階にある中で、Unitree Roboticsが黒字を達成し、維持していることは容易ではありません。これは、同社の将来の発展に大きな自信を与え、中国のロボット産業にとってポジティブなシグナルとなるでしょう。