韓国の電機メーカー大手LG電子は、先日開催されたCES2025で、人型ロボット開発への投資を拡大し、同社のAI搭載ロボット技術「Q9」を活用してこの分野での突破を目指すと発表しました。近年、LGはLG CLOi ServeBotやGuideBotなどのサービスロボットを数多く発表してきましたが、これらは主に車輪型で、柔軟性と器用さには限界がありました。LG電子のCEO、趙周完氏は発表会で、ロボットは人類の未来の発展に重要な役割を果たすと述べました。

アップルは、大型スクリーン、カメラ、そして柔軟に動くロボットアームを組み合わせた新しいデスクトップデバイスを開発中です。2026年または2027年の発売を目指しています。このデバイスは、ジェネレーティブAIを活用して、画面の自動回転やレシピの検索などの日常生活の問題を解決することを目指しています。ロボットアームは個性を持っており、ユーザーとインタラクトできます。アップルのテクノロジー担当バイスプレジデントであるケビン・リンチ氏がプロジェクトを主導しており、チームは混雑した環境でも柔軟に動作するハードウェアの開発に取り組んでおり、将来的にはモバイルロボットやヒューマノイドロボットの開発も検討しています。このプロジェクトは、アップルがロボット市場に参入する始まりと見なされています。

ボストン・ダイナミクス社が、チャットボット技術を搭載した新型ロボット犬「Spot」を発表しました。Spotは施設のガイドサービスを提供でき、英国なまりで正確な応答が可能です。ChatGPTなどのオープンソースの大規模言語モデルを通じて、新しいインタラクティブ体験を実現しています。Spotは環境に関する質問に答えたり、ビジュアルクエスチョン・アンド・アンサー機能も備えています。ボストン・ダイナミクス社は、AIとロボット技術の融合を今後も探求していくとしています。