コンピューター科学者のアンドリュー・ン(吴恩达)が率いるAIファンドは、今週火曜日にインドのAIヘルスケア企業Jiviへの投資を発表しました。

Jiviはインド北部グルガオンに拠点を置くAIヘルスケア企業で、AI技術を活用して潜在的な診断と治療法を提供し、健康レポートを作成し、管理業務を実行しています。AIファンドは声明でJiviに関する情報を紹介しましたが、具体的な投資額や株式の保有比率は明らかにしませんでした。

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画像出典:AI生成画像、画像ライセンス提供元Midjourney

Nasscom-BCGが今年初めに発表したレポートによると、インドのAI分野は急速に成長しており、2027年までに市場規模が2倍以上拡大し、220億ドルに達すると予想されています。その中で、製品とスタートアップ企業のカテゴリーは市場シェアの15~17%を占めると予想され、金融サービスと並んで最高レベルとなっています。

AIファンドのマネージングパートナーであるアンドリュー・ンは、今年4月にアマゾンの取締役会に加わりました。それ以前は、Alphabet傘下のGoogleと中国のインターネット検索エンジン百度でAIプロジェクトを率いていましたが、その後両社を退職しました。

AIファンドは、セコイア・キャピタルとソフトバンクグループの支援を受け、ポッドキャスト制作プラットフォームPodcastleと投資調査アプリケーションOctagon AIにも投資しています。