最近、AI駆動型のセールス&マーケティングアシスタントBudy.botが、420万ドルのシードラウンド資金調達に成功したと発表しました。このラウンドはRTP Globalがリードインベスターとなり、BeeNext Pte Ltd、The Neon Fund、BITS SPARK Angels、そして15名以上のエンジェル投資家が参加しました。Budyの目標は、企業が複雑なソフトウェアスタックを簡素化し、運用効率を向上させることです。

image.png

Budyはこの資金を使って、コアとなるAI能力の向上、特にトレーニングと開発に注力する予定です。既にいくつかの企業顧客と連携し、セールスとマーケティングにおけるいくつかの課題解決に取り組んでいます。例えば、販売システムの再構成によるパフォーマンス最適化、潜在顧客転換率の向上、より正確な基盤となる収益予測モデルの導入などです。

Budyのターゲット顧客は、年収2500万ドルから2億ドルの成長企業です。これらの企業は、拡大過程で予期せぬ運用上の障害に直面することが多く、ソフトウェアのレイヤーがどんどん増え、運用が複雑化することが一般的です。Budyは、追加のソフトウェアなしで、既存システムを最大限に活用できる、より簡素化されたソリューションを提供します。

Budyの創設者兼CEOであるSamay Kohli氏は次のように述べています。「AIを使用することで、企業は新しいソフトウェアを追加するのではなく、既存ツールの可能性を引き出すことができます。Budyは、企業がこれまでにない方法でセールスとマーケティング予算を最大化できると信じています。」

Grand View Researchのデータによると、世界のチャットボット市場は2030年までに39億ドルを超えると予想されており、大企業の50%以上が、モバイル販売アプリ開発よりもチャットボットへの投資額が多くなるとされています。そして今や、AIはセールスとマーケティング戦略において重要な要素となっています。

現在、IBMのWatsonx、アマゾンのLex、デルなどの企業は、インテリジェントなAIソリューションとシームレスなサポートを通じて、企業の成長を支援しています。

要点:

🌟 Budy.botは420万ドルのシードラウンド資金調達を行い、企業のセールス&マーケティングプロセスの簡素化を目指しています。

🚀 同社は、成長企業が拡大過程で直面する運用上の課題解決に注力し、既存システムの効率性を向上させます。

🤖 チャットボット市場の急速な発展に伴い、AIはセールスとマーケティング戦略に不可欠な要素となっています。