OpenAI社は12月11日、ChatGPTの全ユーザーに対し、執筆やコーディング作業の効率向上を目的としたCanvas機能の提供開始を発表しました。Canvasは、編集や修正が必要な執筆やコーディングプロジェクトに特化したChatGPTの新インターフェースです。

現在、ウェブ版とWindows 10/11版のChatGPTアプリでCanvas機能をご利用いただけます。Mac版やモバイルプラットフォーム版(iOS、Android、モバイルウェブ版)も近日中にリリース予定です。

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Canvasへのアクセスは、ChatGPTチャットボット横のボタンをクリックするか、プロンプトに「Canvasを使用…」と追加するか、またはウェブ版ChatGPTで「Canvasを開く」または「コードCanvasを開く」と入力することで、空のCanvasを開くことができます。

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Canvasは、編集の提案、長さの調整、読みやすさの更新、絵文字の追加など、様々なショートカットキーを提供します。また、ブラウザ上で直接Pythonコードを実行でき、結果はコンソールに表示されます。ChatGPTはエラーに関する提案を行い、エラー修正を試みます。

さらに、CanvasはGPTのカスタマイズをサポートし、適用範囲を拡大します。コメント機能も追加されており、ユーザーはChatGPTからのフィードバックや編集提案を受け、修正を行うことで、人とAIの協調作業効率を向上させることができます。