アリババグループ傘下のAI IDEであるCodeFuse IDEが最近、0.7バージョンをリリースしました。このバージョンでは、Lintエラーの種類に対するスマートな書き換え機能が強化され、zshタイプのターミナルに対する自然言語生成コマンドのサポートが拡張されました。

CodeFuse IDEは、アリババが独自開発した大規模言語モデルCodeFuseとIDEフレームワークOpenSumiをベースに開発されたAI統合開発環境です。主要なプログラミング言語に対応しており、開発過程においてコード記述の提案、コードの説明、単体テストの生成、問題の修正、スマートターミナルなどの機能を提供し、開発の質と効率の向上を目指しています。CodeFuse IDEは拡張性に優れ、VS Codeプラグインエコシステムをサポートし、任意のモデルサービスに接続できます。

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新バージョンでは、コードエラー診断の自動修正機能が強化されました。エディターにエラーメッセージが表示された場合、カーソルがエラー位置付近にあれば、エディターは自動的に補完候補を表示し、開発者はTabキーを押すだけでエラーを修正できます。さらに、ターミナルの自然言語生成コマンドのサポートが拡張され、以前はbashタイプのターミナルのみサポートしていましたが、今回zshタイプのターミナルにも対応しました。ターミナルで特定のコマンドを入力するとコマンドパネルのインタラクションが起動し、入力内容に基づいて推奨コマンドがスマートに生成されます。ユーザーが選択すると、コマンドがターミナルに自動入力され、実行が容易になります。

CodeFuse IDE ダウンロードアドレス:https://github.com/codefuse-ai/codefuse-ide/releases