ZoomのAI利用に関するサービス規約変更

Zoomは最近、サービス規約を更新し、ビデオチャットの内容を人工知能に提供しないことを明確に約束しました。

Zoomは今年3月、利用規約を変更し、「10.4条 お客様による許諾」に、同ビデオチャットツールへの「永久的、全世界的、非独占的、ロイヤルティフリー、譲渡可能なライセンス」を付与する条項を含めました。しかし、7月27日の更新で、Zoomは法的条項をさらに調整し、ユーザーの同意なしに音声、ビデオ、またはチャットの内容をAIモデルのトレーニングに使用しないことを明確にしました。

この変更は、ユーザーのビデオチャットの内容がAIに使用されているのではないかという懸念を引き起こしていました。Zoomの最高製品責任者であるSmita Hashim氏はブログでこの変更を説明し、Zoomはユーザーのビデオチャットの内容を、自社サービスの運営と改善以外の目的で使用することを意図したことは一度もないと強調しました。

この措置はユーザーから歓迎され、高く評価されています。