Vertex AIのデータ保存場所機能

11月15日、Google Cloudのサービス部門は、同社のフルマネージドAI開発サービスであるVertex AIに、新しいデータ保存場所機能を追加したことを発表しました。

この機能により、お客様はVertex AIで処理されるデータの保存場所(国または地域)を指定できるようになります。最初にこのデータ保存場所の選択がサポートされるのは、PaLM-2など、Vertex AIの一連の事前トレーニング済みの生成AIモデルです。

サポートされる保存場所は、米国、カナダ、日本など10カ国です。2番目の段階では、Vertex AI SearchとVertex AI Conversationにデータ制御機能が追加される予定です。

データ保存に関する懸念が高まる中、GoogleはAmazon、Oracleなどの企業と、データ保存における優位性を競っています。