マイクロソフトは今週、独自開発の人工知能(AI)チップ2種類、「Maia 100」と「CobAlt」を発表しました。
これらのチップはTSMC(台湾積体電路製造)が5ナノメートルプロセスで製造しており、来年にはマイクロソフトのAzureデータセンターへの導入、そしてサービスのエネルギー効率向上が見込まれています。
「Maia 100」はAIアクセラレーターとして専門的に設計されており、「CobAlt」はARMアーキテクチャに基づいた汎用チップです。
マイクロソフトはこの取り組みによって、生成AI製品のエネルギー効率を高め、同時にコスト削減を目指しています。AIとクラウドコンピューティング分野における優位性を確立するため、自社開発チップによる性能と価格面での優位性、そして特定の単一サプライヤーへの依存度軽減を図っています。