2023年秋の飛書未来無限大会において、飛書は「飛書インテリジェントパートナー」というAIサービスフレームワークを発表しました。
このインテリジェントパートナーは、オープンなAIサービスフレームワークとして機能し、企業の業務シナリオに合わせて最適な基盤大規模言語モデルを選択できます。コンテンツ要約、コンテンツ作成、データ分析、システム構築などの業務シナリオに対応しています。
ユーザーは、専用のニックネームとアバターを作成し、いつでもダイアログを通じてインテリジェントパートナーと対話して、要望を伝えることができます。
インテリジェントパートナーは、迅速に情報を取得して関連コンテンツを生成するだけでなく、会議の要点の抽出、未読メッセージの要約、PDFや音声・動画の分析なども行います。さらに、ドキュメント、表、メール、マインドマップ、アンケートなどの自動作成や継続的な記述も可能です。
さらに、飛書インテリジェントパートナーは、ユーザーの作業計画の作成、作業の積極的な推進、日報や週報の生成なども支援します。
この度、智譜AIは新たな資金調達ラウンドを完了し、30億元人民元（約500億円）の資金調達に成功しました。複数の戦略的投資家や国有企業が参加し、君聯資本などの既存株主も増資を行いました。今回の資金は主に、智譜基盤大規模言語モデルの研究開発とアップグレードに充当され、複雑な推論やマルチモーダルタスクの解決能力などを向上させ、業界エコシステムの革新と発展を促進します。これは智譜AIにとって今年2度目の資金調達となります。9月には中関村科学城がリード投資家となり資金調達を行い、大規模言語モデルスタートアップ企業として初めて評価額200億元を突破しました。
智譜AIは、2023中国計算機大会において、第3世代基盤大規模言語モデルChatGLM3を発表しました。ChatGLM3は、マルチモーダル理解能力、コード生成と実行、ネットワーク検索強化などの新機能を備えています。ChatGLM3は深度最適化されており、中国語と英語の公開データセットにおけるテストで優れたパフォーマンスを示しました。智譜清言は、国内初のコードインタラクション機能を搭載した大規模言語モデル製品となります。智譜AIは、国産のネイティブ大規模言語モデルと国産チップが国際舞台で頭角を現すことを期待しています。
智譜AIは、25億元人民币（約400億円）を超えるシリーズ最新ラウンドの資金調達完了を発表しました。今回の資金調達には、社会保障基金や中関村自主革新基金などの機関が参加しています。調達資金は、主に智譜AIの基盤大規模言語モデルの更なる研究開発に充当されます。智譜AIは既に、数百億パラメーターと数千億パラメーター規模のモデルのトレーニングに成功しており、最近では千億パラメーター規模の対話型モデルChatGLMのシングルカード版をオープンソース化しました。
