a16z、Kleiner Perkins、Sequoia Capitalの支援を受けた動画編集アプリCaptionsが、既存の未編集動画にコンテンツに合わせてカスタムグラフィック、ズーム、音楽、効果音、トランジション、ダイナミックな背景を追加できる新機能をリリースしました。

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Captions製品入口:https://top.aibase.com/tool/captions

AI編集機能にはいくつかの制限があり、動画は縦向きの人物スピーチ動画で、画面内の人物は一人に限られます。

重要なのは、そのような動画がなくても、またはそのような撮影スタイルが好きでなくても、CaptionsのAIキャラクターを使って短いプロンプトで動画を作成し、それをAI編集機能に入力することで、数分で様々なトランジションとエフェクトが施された完成度の高い編集動画を得られることです。

Captionsの共同創設者兼CEOであるGaurav Misra氏は、Captionsは人々に3種類の動画撮影ツールを提供したいと考えていると述べています。まず、撮影を支援するための最高のカメラツールキットを提供することを目指しています。次に、AI支援による手動撮影動画の編集ツールも提供しています。最後に、Captionsには生成レイヤーがあり、ユーザーは動画を録画する必要が全くありません。

現在、同社は12個のAIキャラクターを提供しています。しかし、将来的には、毎週3〜4個のキャラクターを製品ポートフォリオに追加したいと考えています。最終的には、ユーザーが独自のAIキャラクターを作成できるようにすることが、このスタートアップの目標です。

Misra氏は、これらのツールは主に消費者向け企業の販売、マーケティング、コミュニケーションチャネルで使用されると考えています。D-IDやSynthesiaなどの企業は、組織が動画にデジタルキャラクターを作成することを可能にしています。今月初めにはTikTokもクリエイターがAIキャラクターを作成することを許可し、広告用の独自のAIキャラクターライブラリを提供しました。Misra氏は、Captionsはより高品質なサービスを提供しており、すべての動画作成ツールにモバイルからアクセスできると考えています。

同社は、AIキャラクターベースの動画作成について、例えば2人(または同一の2人)のキャラクターが会話する寸劇機能など、新機能をリリースする予定です。

要点:

- 動画編集アプリCaptionsがAI編集機能をリリース。既存の未編集動画にコンテンツに合わせてエフェクトを追加できます。

- AIキャラクターを使用することで、様々なスタイルの動画を作成でき、より多くのトランジションとエフェクトオプションが提供されます。

- AIツールの大量使用は、時間と労力をかけてコンテンツを作成するクリエイターにとって、発見可能性の問題を引き起こす可能性があります。