上海AIラボと上海交通大学医学院附属瑞金医院などは、医療マルチモーダル基盤モデル群「浦医2.0」を発表しました。浦医2.0は、複数の領域を網羅するモデル、増加した言語パラメータ、医学画像、医学テキスト、バイオインフォマティクスなど複数のデータモダリティを含んでいます。新たに公開されたオープンソースデータセットには、医学画像セグメンテーションデータセットSA-Med2D-20Mと病理データセットSNOWが含まれます。浦医2.0には評価モジュールが追加され、医療モデルの性能評価基準を提供します。医療大規模モデル群のワンストップオープンソース化を実現し、AIによる医療の発展に貢献します。

上海AIラボとコーパスデータ連合は、「書生・万巻」1.0多モーダル事前学習コーパスを共同でオープンソース化しました。テキスト、画像テキスト、ビデオデータセットを含み、総容量は2TBを超えます。このコーパスは、細粒度のクレンジングと重複排除が施されており、多様な融合、精密な処理、効率的な使用を特徴としています。オープンソースコーパスの公開は、大規模モデルの応用とイノベーションを促進し、大規模モデル技術の参入障壁を下げることに貢献します。